ウィッグ 手入れ

1.はじめてのウィッグケア

ウィッグを長く使い続けるためには、私たちの髪と同じように日ごろのこまめなケアが重要です。このケア方法によって、ウィッグの寿命が決まるといっても過言ではありません。もしケアを怠ってしまうと、すぐにウィッグが使えない状態になってしまうことも・・・。
ここでは、基本的なシャンプーの仕方やウィッグのケア用品などについて紹介していきます。
正しいケアの仕方を知り、いつも清潔で美しい状態を保てるように心がけましょう。

 

1-1.ウィッグを洗うにはどのシャンプーがいいの?

まず、人毛やのウィッグを使っている人は、もともと人の髪でできていますので、お手持ちのシャンプーやリンスを使用して洗うことができます。
人工毛やミックス毛のウィッグも一般的なシャンプーで洗うこともできますが、性質が人の髪とは異なるため、ウィッグ専用のケア用品を使うほうが適切です。ウィッグ専用のシャンプーは、いろいろなタイプのものが売られていますが、人毛・人工毛・ミックス毛の全てに使用可能なものを選んでおくと今後別の種類のウィッグを購入した際にも使用できるので便利です。

 

1-2.ウィッグを洗うタイミングは?

ウィッグは、洗う度に少しすつ傷んでしまうため、あまり洗いすぎず適切な頻度で洗う方が長持ちします。
毎日常用している方であれば7日〜10日に一度、たまにしか使わないという方であれば3回〜5回使ったら1回洗う程度で大丈夫です。
どうしてもニオイが気になるという方は、消臭スプレーを使ってニオイを消すようにしましょう。
ただし、ワックスなどのスタイリング剤だ固めた場合はホコリが付いたり絡んだりする前に早めに洗うようにしましょう。

 

1-3.基本的なシャンプー方法

@まず軽くウィッグをブラッシングしてとかし、ほこりを落としておきます。絡まないように毛先の方から順番に少しずつやさしくとかすのがポイントです。もし、すでに絡まっていてブラシが通らなければ、無理にブラッシングせず、このステップは飛ばして洗いながら髪をとかしていくことをおすすめします。
A洗面器などに水またはぬるま湯をウィッグが浸かるくらいの量ため、シャンプーまたはウィッグ洗浄液を溶かします。このとき、非耐熱性の人工毛の場合、40度以上の熱いお湯を使うとウィッグが傷んでしまうので注意しましょう。
B手やシャワーを使って先ほどの水を泡立てます。
Cウィッグを洗面器にはった水の中に入れ、優しく押し洗いします。
ネットの汚れやニオイがある場合は、5分ほどつけ置きしてから洗うと効果的です。
D水またはぬるま湯をシャワーでかけながら、すすぎます。手ぐしでやさしくほぐすようにとかすのがポイントです。
Eリンスやコンディショナー、ウィッグ専用トリートメントなどを手のひらに伸ばし、全体にいきわたるように付けていきます。
人工毛ウィッグの場合は、この代わりに柔軟剤を入れた水またはぬるま湯にしばらくつけておくのも毛がやわらかくなるのでおすすめです。
Fもう一度しっかりとすすぎ洗いをします。
Gタオルで水気を取って、ウィッグ専用のスタンドなどに乗せて乾かします。

 

1-4.シャンプー後のお手入れ

「シャンプー後にドライヤーをしなければ、髪が傷んでしまう」とはよく言われていますが、ウィッグの場合は素材によって扱い方が異なります。
人毛のウィッグの場合はドライヤーで乾かして構いませんが、人工毛・ミックス毛の場合は熱に弱いため、自然乾燥が基本です。人工毛ウィッグはもともと乾きが早い性質のため、タオルで水分を取っただけですぐに乾くことが多いですが、どうしてももっと早く乾かしたい場合は、ドライヤーの冷風を使うようにしてください。

2.その他のウィッグケア用品の紹介

@ウィッグ専用ブラシ
ウィッグ専用ブラシは特に静電気が起こりにくい素材で作られており、髪との摩擦を減らすよう工夫されているので通常のブラシよりも毛を傷めずにブラッシングすることができます。ウィッグ通販サイトで販売していることも多いので、ウィッグを買うのと同時に手に入れておくと便利です。

 

Aウィッグ専用スプレー
ウィッグ専用スプレーは、ツヤ出しの目的で使うものや、ニオイを消すためのもの、保護剤や摩擦が防止できるものなど様々なものが売られています。
個人個人のウィッグや扱い方などによってどれを選ぶべきかが異なるので、一度ウィッグを使ってみて傷みやニオイなど気になることがあれば、必要なものを購入するとよいと思います。

 

Bウィッグ専用ワックス
ウィッグは市販のワックスでもアレンジすることができますが、あまり固めすぎると毛が傷んだり、ワックスが取れなくなってしまったりすることがあります。また、人工毛の場合、ワックスが一般的なものだとベトベトになってしまうおそれがあるので、頻繁に髪を固めるという方にはウィッグ専用のものを使うことをおすすめします。ウィッグ専用のものなら化学繊維に対応した成分で作られているので髪に馴染みやすく、普通のワックスよりもしっかりとスタイリングすることができますよ。

3.ウィッグの保管方法

ウィッグを長持ちさせるのにシャンプーやブラッシング方法と同じくらい重要なことが保管の仕方です。ウィッグの毛はやわらかく、まちがった保管の仕方をするとすぐに型が崩れたり変なクセがついてしまったりして寿命を縮めてしまうことになります。
ウィッグの保管方法でおさえるべきポイントは、通気性をよくし雑菌を繁殖させないようにすること、毛が絡まないようにすること、型が崩れないようにすることです。
このポイントをすべてクリアする一番簡単な方法はウィッグスタンドを用意することです。人の頭の形と同じように丸い形に作られているので、きれいな形を保つことができ、通気性もよいためシャンプー後に乾かすときも便利です。
もし、ウィッグスタンドがない場合はウィッグ保管用のネットに入れるようにしましょう。ただし、そのままウィッグを収納すると型崩れしやすいので新聞紙やビニールなどを丸めてウィッグの頭の部分に入れ、形をキープさせるようにしましょう。また、ロングの場合は特に絡まないように注意することが必要です。太めでツルツルした生地のリボンでカタがつかないようにひとつにまとめ、何箇所かしばっておくと絡まりにくくなります。
カールのついたウィッグは吊り下げておくとカールが伸びてしまうことがあるので、ネットで寝かせて保管する方がよいでしょう。さらに、収納する前にカールのところを指でくるくるとねじっておくと、きれいにカールがキープできますよ。

4.ウィッグを交換するタイミングは?

ウィッグの寿命は、商品の質や扱い方によって全く違うので一概には言えませんが、だいたい2〜4年だと言われています。
買い替えが必要なケースでで代表的なのは、型崩れ・絡まり・縮れが修復不可能になってしまっている場合です。ただし、絡まりの場合は専用スプレーなどで復元できる場合もあるので買い換える前に一度試してみるといいと思います。
また、見た目の変化がなくても、ウィッグの抜け毛がはげしくなってきたときは要注意です。劣化が進んでいる可能性が高いので早めに買い替えを検討するようにしましょう。