ウィッグ 快適

1.おしゃれ用ウィッグは蒸れやすい

 

 

 

ウィッグに関するお悩みで特によくあるのが頭の蒸れです。せっかくウィッグで気分を上げても、頭が蒸れてかゆかったり、ニオイが気になったりしたら台無しですよね。
医療用のものは、長時間つけ続けることを前提として製造されているので通気性がよいつくりになっているのですが、ファッションウィッグは通気性が考慮されていないものが多いのです。しかし、ファッションウィッグの中にも通気性を考えて作られているものは存在します。通気性がよいウィッグの特徴をしっかり知り、失敗しないウィッグ選びを心がけましょう。

 

1-1.汗で蒸れない通気性のよいウィッグの選び方

汗で蒸れないウィッグ選びのポイントは、「植え方」と「頭皮」の2点をチェックすることです。

 

まずはじめに「植え方」についてです。ウィッグの毛は人の手で植えられているものと、機械で植えられているものの2種類がありますが、実は手植えの方が断然通気性がいいのです。医療用ウィッグの多くが手植えで作られているのもこのためです。しかし、最近では、つけ心地にこだわって手植え製造されているファッションウィッグも多いのでぜひチェックしてみてください。
二つ目に「頭皮」です。頭皮を再現しているウィッグは主に人工樹脂か特殊な生地でできたスキンネット(絹スキン)を採用しています。人工樹脂のウィッグが出はじめたころは、頭皮の自然さが評価されていましたが、樹脂で作られている分通気性が悪いという問題がありました。そこで自然さと通気性の両方を兼ね備えたスキンネット(絹スキン)という素材が登場しました。こちらの素材のものなら、頭頂部にこもりがちな空気を逃がしてくれるので通気性がかなりよくなります。
通販では、詳しく素材について説明されていないことも多いですが、できるだけ表示を細かくチェックしてつけ心地のよいウィッグを見つけてください。

 

1-2.それでもウィッグが蒸れるときは?

ウィッグを慎重に検討しても、やはり蒸れてしまうという人も多いようです。実は、そんな方々のために開発されたウィッグ用の蒸れ対策グッズがいくつかすでに商品化されています!ここではそんな便利なグッズをご紹介します。

 

@「クールネット」
ウィッグの下にかぶって髪をまとめるキャップです。なんとこれ、かぶるだけで体感温度を2〜3℃も下げてくれるのです。
羽毛の少ない糸でできていて、放熱性に優れているため、ウィッグ装着時のもわっとした不快感が軽減。さらに、水分を逃がす効果のあるエリストール粒子が配合されているため、長くひんやり感を持続させることができるのです。夏にもウィッグをかぶりたいうリック愛用者にはぴったりな商品ですね。

 

A「ウィッグ用クールスプレー」
熱がこもったウィッグを瞬時に冷却してくれる優秀なウィッグ専用グッズです。ウィッグの裏側にスプレーしても、ウィッグを装着したままでも使用できるので、気になったときにすぐに蒸れを解消することができます。また、帽子やタオルにもスプレーでき、とっても便利。同時にいやなニオイをリフレッシュできるのも嬉しいポイントです。

2.ウィッグがずれる!フィット感をUPさせるには?

ウィッグ初心者にとって心配なことは、ウィッグがずれないかどうかということですよね。「ずれてないかな?変じゃないかな?」と気にしていては、せっかくのウィッグスタイルを楽しめません。ここでは、そんな不安を吹き飛ばすウィッグのずれ防止法を紹介します。

 

@こめかみ部分をピンで固定する
ウィッグを装着し終わった後、こめかみ部分をピンで挟んで固定すれば、かなりウィッグがずれにくくなります。さらに、えりあし部分も止めれば安定感は抜群に。手持ちのピンではつけにくいという人は、ウィッグ専用のワンタッチピンも売られているので、これ使用すると、簡単に留めることができます。

 

Aシリコンつきインナーキャップを使う
シリコンつきインナーキャップは、髪をまとめるネットの代わりに使うもの。地肌と直接当たる部分にシリコンがついているため、ウィッグのずれを防止してくれます。さらにマジックテープつきでキャップとウィッグ自体を固定してくれるものもあります。これだけ固定すれば、安心してウィッグをつけていられますね。

 

B医療用両面テープを貼る
どうしてもずれてほしくないというときは、両面テープを使う方法もあります。地肌にぴったりくっついてウィッグを固定してくれるため、かなりの効果があります。医療用のもので人の肌に使っても大丈夫ですが、敏感肌の方にはおすすめできません。ここぞというときのためのお役立ちアイテムとしてお使いください。

3.ウィッグをかぶると頭が重い・・・つけ心地をよくするには?

ウィッグをかぶっていて、頭が重く感じる人、頭痛や疲労感に悩んでいる人は多いようです。「ウィッグ自体の重さを軽くすることはできないし・・・どうしようもない・・・」と思われがちですが、実はこの不快感は頭の締めつけすぎが原因になっていることもよくあるのです。締めつけ感が適切かどうか確認し、改善できるポイントがあれば実行してみましょう。
まず、ウィッグについているアジャスターの調整が適切にできているか確認してみてください。大きくしても問題なくかぶれそうなら、それまで締め付けすぎていた可能性があります。
次に、髪をまとめるネットを確認しましょう。そして、ウィッグをつけず、ネットだけをかぶってみてしばらく様子を見てみましょう。ウィッグをかぶっていないのに重さや疲れを感じた場合、ネットが頭のサイズに合っていないということになります。これを改善する裏技としては、ネットを逆向きにかぶるという方法があります。つまり、通常額の部分に来る太いゴム部分を頭頂部に持ってくるのです。こうすれば、ずいぶん締め付け感は軽減されるはずです。それでも改善されないなら、ネットを別のタイプのものに買い換えることをおすすめします。
また、髪のまとめ方が原因で痛みや疲労感が出る場合もあります。特にもともとの髪がロングの方は、髪をゴムできつくまとめていませんか?このような場合は、地毛を2本の三つ編みにして、クロスさせると、頭皮への負担が少なくなり、症状が改善されることがあります。
ウィッグのつけ方をもう一度見直し、より快適におしゃれを楽しみましょう。

4.ウィッグが絡んでボサボサになったときの対処方法

ウィッグは性質上非常に絡まりやすいもの。そのため、絡まりが原因でウィッグを買い換えなくてはならなくなってしまうということもよくあります。日ごろから、丁寧にブラッシングする・静電気の防止スプレーをしておくなどのケアを怠らないことも重要ですが、それでも絡まってしまった場合の対処法を知っておけば、もしものときも安心です。ここでは、ウィッグの絡まりに効果的な方法をまとめています。

 

@柔軟剤を使ってみる
「お手入れの仕方は?」のページでも紹介していますが、柔軟剤はウィッグの毛質をやわらかくなめらかにしてくれる効果があります。まだためしていなかったという方は、一時間以上つけ置きして、丁寧にとかしながらゆすいでみてください。復活の可能性はかなり高いですよ。

 

Aシリコンスプレーを使ってみる
絡まったウィッグの救世主としてウィッグ用シリコンスプレーというアイテムが販売されています。スプレーの中に含まれたシリコン成分が髪の表面をコーティングし、指どおりのよいなめらかな髪にしてくれます。丁寧にブラッシングしながら使用すると効果は抜群。どうしても絡まりが取れないところは目立たないように少しカットしてみるときれいになります。

 

Bアイロンの力をかりる
ブラッシングをしてみたけど、ボサボサ感・チリチリ感が直らないという場合は、アイロンをかけてみるとずいぶんきれいになります。軽く霧吹きなどで水分を与えてから少量ずつ髪をはさんでゆっくりとアイロンをかけてみましょう。

 

この方法を試せば、もう使えないと思っていたものも再び蘇らせることができるかもしれません。絡んだからといって、もう使えないとあきらめてしまわず、一度試してみることをおすすめします。

5.毛に変なクセがついてしまったときのお手入れ方法

ウィッグを久しぶりに使おうと出してみると、毛に変なクセがついていてショック・・・というトラブルのために、クセ毛を直す対処法を知っておくと安心です。
ますはじめに試していただきたいのが蒸しタオルを当ててみる方法です。熱と蒸気が髪をやわらかくし、元のまっすぐな毛に戻してくれます。
それでも直らないという場合は、ハードスプレーを使ってみましょう。髪が傷むことがあるのであまり頻繁に使うことはおすすめできませんが、どうしてもすぐに直したい!という場合は知っておくと便利です。

6.不自然なぺたんこウィッグをふんわりセットするには?

届いたばかりのウィッグは全体的にぺたんとした印象で、そのままかぶるだけだとなんとなく不自然になってしまうことが多いです。
そんなときは、ひと手間かけてふんわり自然なスタイルを作るようにしましょう。まずは前髪部分を取り、コームで逆毛を立て立体感を出します。そして、同じように、頭頂部も逆毛を立て、ボリュームを出します。さらに、ワックスを根元からくしゅくしゅともみ込み全体的に毛を立たせるようにします。全体をバランスよく整えたら、ふんわり感をキープするため、ヘアスプレーをかけます。
届いたばかりのウィッグを見て、なんだかおしゃれに見えないと感じた方はぜひこの方法をお試しください。スタイリングをすることでずいぶん理想の雰囲気に近づけることができますよ。